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Direcreative とは ‘Direction’ そして ‘Creative’ 合わせた造語です。
クリエイションそしてディレクションを学ぶ場です。

Concept

クリエイティブ、ディレクションを学ぶ場として : DireCreative: ディレクリエイティブを開講致します。
講師である江角が通っていたロンドン、セントラル·セント·マーチンズ大学におけるクリエイションにて行われていたメソッドがあります。必ずのようにスケッチブックを用いて、そのブックを制作しながら、テーマ、コンセプトを考え、デザインを発展させていく方法です。
DireCreativeではこの“スケッチブックメソッド”を用いてクリエイティブプロジェクトを行う授業をします。
多くのデザイナーやディレクターがこのメソッドを用いて創作活動を行なっており、ファッションデザインに限らず、ビジュアル(絵、画)があるものに対してクリエイションの発展性を持っています。
現状のクリエイティブな仕事において、違った角度、方法にてクリエイションを発展させたい、デザインそしてディレクションを行なっていく方法も学びたい方に向いており、ファッションに限らず多業種とプロジェクトを進めることにより新たなアイデアが生まれる場になります。

DireCreativeではセントマーチンのスケッチブックメソッドをもとに、ディレクション、テーマ、コンセプトの創造、デザインへの発展を行っていきます。
クリエイションに触れること、ディレクションを創ることにより豊かな考えが生まれ、現状を打破できる進化ができるようになります。創造性が社会の役にたつこと、コミュケーションを切り開く、そういった気づきが生まれる場にしていきたいと思います。

Comment

酒井聡

会社代表(ファッションAI) / 小説家 / グラフィックデザイナー / 大学准教授

DireCreativeの原型となるような、ブック(マインドマップ・スケッチやサンプル制作によるリサーチなど)をテーマとした江角さんの講演を2022年に聴いた日のことが忘れられません。江角さんは「企業のインハウスデザイナーになって、数年間は業務の中で新しく身につけられることがあるものの、その後、数年目に停滞してしまっているデザイナーが少なくない」という主旨の話をなさっていました。私は学生時代からパンフレットやウェブなどのグラフィックデザインをアルバイトとして始めて、社会人になってからも業務として手を動かしてきました。様々なデザインパターンや表現方法を学びながら、一方で字詰めや配色などデザインの「解像度」については先輩たちから指摘を受けて高めることができたものの、白状すると「コンセプトの深さ」みたいなものは長年ほぼ横ばいであったように思います。まさに「停滞しているデザイナー」だったわけです。江角さんのセミナーをたまたま聴いて、我流ながらマインドマップやスケッチを始め、0期生として直接指導いただける機会に恵まれ、クリエイターとして停止しかかっていた成長を加速させることができました。私自身、大学で学生を指導する立場でもあるのですが、どの学生よりも成長してやろうと思っています。(そのことが学生のためにもなると信じています。)私から言えることは「食うのには困ってないけど次に行きたいな」と思っている、若手〜中堅のプロのデザイナーさんほどぜひ受講してほしいなということです。欲を言うならあと10年早く受講しておきたかったところです。

埜口典子

製品企画 / ファッションデザイナー

ディレクションをするという事の楽しみ、考え方の新たな発見や出会い、まさにクリエィティブな大人のレッスンです。自らが考え、手を動かして、作品を仕上げるので、受け身ではないです。チューターの江角さんが親切丁寧に、個人に寄り添いながら、その人のペースに合わせながらも次々とハードルを上げて頂けるので、自然と成長している不思議な塾です。大人になってからこんなにもワクワクしながら勉強できるなんて、思ってもみなかった!

須田渉美

繊研新聞 / 記者

江角さんには、セントラル・セント・マーチンズ大学が出しているクリエーションのメソッド本を見せて頂きましたが、いざ自分で発展させていくには、客観的に対話ができる相手必要なんだと実感します。(一人の場合、AIが使えるというのは、勉強になりました)これまでに自分のブランド、クライアントワークと沢山の経験を積んでいる江角さんが、チューターとして助言してくださったお陰で、迷わずに、必要な部分を失わずに、引き出しを広げることができました。デザインやディレクションは社会に役立つものを作る使命がありますので、道筋を外さずに、自分らしい豊かさを感じる仕事につながる学びの場だと思います!視点の異なる受講生とそれぞれのプロジェクトの過程を話し合うことも、沢山の気付きがあって、凝り固まった思考回路をほぐすきっかけになりました。

艸谷真由

会社代表(SNSデザイン、コンサルタント) / アートメディア"ART TRAVELER" Founder

Ezumiの展示会へお邪魔するたびに、「今回のコンセプトはどんなものだろう」とデザイナー 江角 泰俊さんのスケッチブックから導かれて出来上がるコレクションに感銘を受けていました。どれだけ頭の中で考えてから作り上げていたとしても、完成形しかみることができなければ、その服が好きかどうかを感覚的にしか選ぶことができません。一方で、江角さんの生み出されるコレクションのアイテムは、思考の過程が見えるスケッチブックと共にお話を聞かせていただけた上で、商品に触れることができるので、コレクションブランドとしても唯一無二な感性に益々ファンになっていきました。DireCreativeクリエイター塾では、受講生から飛び交うどんな話題に対しても、深い気づきと洞察を与えてくれます。毎シーズンありとあらゆるテーマのリサーチを繰り返し、ファッション史はもちろん、アートにも造詣が深い江角 泰俊さんだからこそ、成せることだと思います。受講者各自の強みを活かしながら、適切なアドバイスで導いてくれますので、知識量や思考力が足りないことに対して不安な方もまず心配ないと思います。自分の作品や考えを人に説明するのが苦手な方にもぜひおすすめです。

高野公三子

パルコACROSS編集室シニアエディター / 明治大学特任講師

数年前に江角さんの歴代コレクションのスケッチブックを拝見した時の驚きは忘れられません。それが、英国の名門アートスクール、セントラル・セント・マーチンズでは一般化されている「スケッチブック・メソッド」であるということを知り、ぜひ取材したい!とお願いしたところ、「体験してみて!」ということで、ゼロ期生として参加する機会をいただきました。最初はデザインシンキングのレッスンです。お題に対してリサーチとリフレクション、そしてマインドマップを繰り返し、どんどんアイデアを出してプロトタイピングをイメージするのですが、江角さんによるチュートリアルが絶妙で、さらに思考が前進!ということで毎週とても楽しい学びの連続でした。また、多様な分野でプロとして活躍していらっしゃる同期の方々との会話からの気づきも大事な宝物に!改めて、ものづくりを生業としている人はもちろんのこと、クライアントワークへのヒントやアカデミズムへの応用など、次のDirectionをクリエイトするのに有効な私塾です。

二本木志保

編集者 / ディレクター

ふだん多種多様な職業の方々とお話しする機会を通して、新しいことを生み出す「想像力」と、周囲を巻き込み実現させていく「推進力」は、さまざまな局面で活きると感じています。DireCreativeは、1冊のスケッチブックにアイデアの源泉を書き出してイメージボードを作ることから始まり、リサーチを積み重ねて具現化していく工程を、江角さんのチュートリアルや同期の皆さんとのコミュニケーションを交えながら学ぶことができるクリエイティブメソッドです。スケッチブック上に大きく広げた思考を最終のプレゼンテーションまで導く過程では、アウトプットとインプットが繰り返され、「想像力」と「推進力」を養うことができると感じました。講師(チューター)の江角さんは「答え」をくれません。投げかけられたヒントをもとに自ら手を動かし、考えることで、自分の中から気付きが湧き上がります。知らないうちに身についていた思考のクセを取り払うこともできるので、仕事に閉塞感を覚えている方には新しい視点で物事を捉えるきっかけにもなりそうです。

宮脇卓也

脚本家 / クリエイティブディレクター

行きつけのカフェに入ってノートを開く。思うまま筆を走らせ、ときどき周囲の会話に耳を傾けつつ、自らの語るべき世界を発見していく…。約100年前に若き日の作家A・ヘミングウェイがパリでおこなっていた創作風景ですが、これに似た感覚を江角泰俊さん主宰のクリエイター塾「DireCreative」で体験することができます。内なる思考をスケッチブックに描き出して展開させる。それは極めて個人的な作業でありながら、江角さんとの対話やほかの受講生の発想に刺激を受けることに大きな意味があるのだと思います。かつてヘミングウェイが実践していたように。まずはお気に入りのスケッチブックを探してみてください。そこにどんな世界が立ち現れてくるか…ぜひお楽しみに!

深谷玲人

会社代表 / ブランドプロデューサー / Tokyo fashion technology lab 特別認定講師

ゼロからイチを作れる人間になりたい、そう思ったのは最近の事でした。パンデミックが人類に大きな影響を与え、経済を含め未来が予知しにくい世の中になりました。さらにAIはもう人間よりも賢いようで、近い将来テクノロジーやロボットにより、人類にさらに大きな変革をもたらすことでしょう。そんな中、自分に何が出来るか?未来はどうしたらいいのか?ということがわからなくなってしまう気がしています。本当は自分がどう生きていきたいか。自問自答の先に辿り着いた答えがコレでした。テクノロジーによって人類の様々な活動が効率化されきったとしても、クリエイティビティだけはAIより人の方が優れていると信じたい。ただ信じるだけではなく、今の自分では具体化できないクリエイティビティを引き出したり鍛えたりする方法がないか?と思った時にこのメソッドに出会いました。同じような境遇の人は実は多いと思っていて、その解決の道標になるような一歩をここで一緒に踏み込めたら新しい未来が見えるんじゃないかと楽しみにしています。0期の授業を受けて「数値」を追っていたのだな。と、いままでの日々を振り返って思いました。対比として「感性」があったとして、普段の仕事と真逆の対比で活動しているイメージです。なので、ここに来る時は脳の切り替えが反対側にレバーを切り替えるように重たく、普段つかってない脳のサビついているところをガリガリ動かす感覚があります。それだけ刺激があります。周りの人の脳の中身に触れて学び、自分はこんなことを考えている人なのだ、と知り、実はこういうことが好きだったのだ。ということに気付けたりと発見や感動が多く溢れています。最初は日々の脳にレバーを戻すのに苦労しましたが、次第に脳のサビが落ちていくのを感じてきます。慣れてくると「数値」だけでなく「感性」も意識して仕事に取り組めるようになった気がします。クリエイターだけでなくビジネス面でもオススメです!